バイアスを意識していますか??(2020/01/14)
はいどうも!亀鉄です!
今日はトレーダーの心理的傾向に関するお話をします。
いわゆるメンタルの話ですね。
あなたはトレードにおける「バイアス」を意識していますか??
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投資結果にバイアスがかかる

多くのトレーダーは、
過去の利益について思い出す時、
「自分の読みや分析がうまくいった。」
と「自分の能力によるもの」と考える傾向にあります。
これは心理学で「自己高揚バイアス」と呼ばれるものです。
人間は、自分の得意(と信じている)分野や
自分にとって重要と認識している分野においては、
他者よりも自分の能力が高いと信じたい傾向にあるのです。
例えば「自分は車の運転がうまい」と思っている人は多いですよね?
あれがまさに「自己高揚バイアス」です。
一方で損失について思い出す時は、
「運が悪かった」
「相場が変な動きをした」
「有名投資家も負けたらしいから自分だけじゃない」
などと、自分の責任ではないと考える傾向にあります。
これを「自己防衛バイアス」と言います。
また、多くのトレーダーは「負けトレード」を記録・記憶しない傾向にあります。
そのため、
・負けを記録しない、記憶しない
↓
・負けた原因を忘れる(忘れようとする)
↓
・負けた原因は自分ではないと思い込む
という悪循環が起きてしまいます。
プロスペクト理論でも解説していますが、
人間は損失を嫌う生き物ですから、
損失した事自体も「改めて記録して認識するのは嫌」というわけです。
僕の知り合いでバブル崩壊によって大損をした人が、
以前こんな事を言っていました。
「バブル崩壊なんてどんな経済学者も予想してなかったんだよ。こんなことになるなんて誰も思いもしなかった。」
まさにこれ、自己防衛バイアスです。
「誰も予想していなかった」なんて言いますが、
経済学者全員の情報をチェックしていたわけでもないだろうし、
「誰も思いもしなかった」と言っても、
実際、危険を予知して早めに不動産を売り払ったり、
資産の対策をしていた人の話も聞いたことがありますので、
これは事実ではなく、心理的現象による思い込みということです。
「みんなと一緒だから自分だけが失敗したわけじゃない」
と思いたいわけですね。
結果と対策

このような結果として、
本当はトレード成績が良くないのに、
「自分はそこそこうまくやっている」と思ってしまう傾向にあるのです。
トレードには客観的視点が不可欠です。
もちろん、そうは言っても人間なんですから、
間違いや勘違い、失敗もあります。
一応強調しておきますが、
今回のお話は、上記のようなバイアスがかかる人のことを批判しているわけではありませんからね。
それは人間なので当たり前なんです。
しかし、だからこそ当てはまるのであれば対策をしなければいけません。
僕が昔やっていたことと言えば、
やっぱり自分の言葉で自己責任であることを唱えることや、
付箋に書いて見えるところに貼って日々認識することなどです。
ベタな方法と思われるかもしれませんが、
やっぱりベタはベタなりに効果はありました(笑)
あなたももし、このバイアスがかかってしまう傾向にあるなら、
今のうちに対策をしておきましょう!
ではでは今日は以上です^^
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