コピートレードの恐ろしさ（2022/02/25）

はいどうも！亀鉄です！

今日はちょっと過去に問題となったFX業界のニュースに関連してお話します。

僕はいつも、
他のFX講師の方々が何をしているだとか、どんな動画を上げているかなど、
全くもってチェックをしていません。

それはあまり興味がないという理由もありますが(笑)、
自分の情報発信の方針がぶれないようにするためでもあります。

しかし昔、FX関連会社にいた頃にはそうした情報を集めることも仕事として大事でした。

なぜなら他社の動向を探りながら「売れる商品」を作らなければならないからです。

この業界ではほとんどの場合、
「勝てるモノ」ではなく「売れるモノ」が優先されますからね。

そうした「売れる商品」として様々なものがあるわけですが、
昨日たまたま目にした過去のニュースを取り上げつつ、その怖さもお伝えできればと思っています。

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クロスリテイリング株式会社に対する集団訴訟提起

この業界では最大手とも言われるクロスリテイリング株式会社が以前行っていた有料サービスが、集団訴訟を計画される問題にまで発展したらしいですね。

どうやら数年前の話だそうですが、サービスの内容はコピートレードです。

コピートレードとはその名の通り、コピー元のトレードを自分のMT4などで完全にコピーすることができるサービスです。

コピー元のトレードがうまく行きさえすれば、
まさしくほったらかしで利益が出ます。

しかし、コピートレードは少なくとも僕はこの業界にいて成功例を聞いたことがありません。

 

「最初は良かったけど、どんどん損失が膨らんで…」
という話しか聞いたことがないです。

 

成功しない理由は様々ですが、
大きくはコピー元のトレーダーが人間だからです。

EAを駆使してトレードするタイプだとしても、操るのは人間です。

一人でトレードしているときはうまくいっても、大勢の大金を任されていると考えるだけでプレッシャーとなって判断が少しずつぶれていきます。

 

その結果、損切りができない初心者のようなトレードになりがちなんですね。

上記のケースでも大勢の資金が吹き飛んだとか…。

そこで「最初の謳い文句と違うじゃないか」ということで訴訟を計画されるまでになったそうですが、実際に訴訟されているのかまでは僕は知りません。

基本的に「損失の補填は違法」ですから、争うとすればサービス代金の返金などでしょうかね。

 

まぁそれはそれとして「楽して稼ぎたいから」と、
コピートレードの甘い誘惑に騙されないようにしてくださいね。

同じ負けるなら、EAを自分で使いこなそうと頑張って負けるほうがよほど有意義です。

どんな一流でも人間であることには変わりありません。

EAだとしてもほったらかしでは勝てない事実
＝人間がコントロールする必要がある
＝メンタルが重要
＝メンタルが崩れたら判断もブレていく

という事実をきちんと頭に入れておきましょう。

 

「楽をしたいから今の楽を選ぶ」ではなく、
「いずれ楽をしたいからこそ今頑張る」という考え方が大事ですね。

FXの学習は僕も一緒にサポートしていきますので、
勉強や検証などで困ったらいつでも相談してくださいね^ｰ^

 

最後に一応付け加えておきますが、本記事は特定の会社を批判する目的は一切無く、コピートレードを含めたトレードに関する注意喚起が目的ですので誤解されないようにお願い致しますm(_ _)m

 

 

ではでは今日は以上です^^
最後まで読んでくださりありがとうございます！

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